沖縄では旧暦の12月8日に子どもの健康祈願の為、ムーチーを作ります。

もち粉に砂糖や紅いもなどを混ぜて月桃(げっとう)の葉で包んで蒸すお餅です。

ニッキの香りに似ていて、殺菌効果が高いとのこと。
沢山作って蒸すと、屋敷中に月桃の香りと共に蒸気がまわり、冬場の乾燥からくる風邪などを追い払う効果があるようです。

新しく産まれた赤ちゃんがいるオウチは、初ムーチーといって、沢山作って近所に配る習わしもあります。
赤ちゃんの挨拶と共に、オウチの邪気を払い健やかに育つ為だそうです。

ムーチーを蒸した後の水分は屋敷の四角や、水回り(排水口等)に撒くと良いとされ、やはり殺菌や邪気払いを意味するそう。

我が家も子どもたちが小さい時はみんなで作りましたが、
もう誰ものって来ないので、一人で作りました(笑)。
少しだけの予定でしたが、やはり沢山作ってしまいました(笑)。

本来は軒下に一人一人、歳の数だけ吊るして食べてよいことになっているそうです。

我が家は大皿盛りでいきますね。